お便り

すりえむ便り 冬の寒さに注意しましょう

急に朝晩の気温が下がったと思ったら、すごいペースで冬の気温になってきましたね。
体調にご変化はございませんか?
すりえむのヘルパーも体調を崩さないように細心の注意を払っています。

これから始まる本格的な冬は冷え込みや乾燥することもあり、たくさんの危険が潜む季節でもあります。

朝夕の気温が氷点下に落ち込むなど厳しい季節がはじまります。
体温の調節機能が衰えやすく、血流が悪くなりやすくなるとさらに寒さが堪える季節といえるでしょう。 さらに空気が乾燥しやすく、様々な感染症に注意が必要な季節でもあります。
感染症以外にも冬は非常に危険なトラブルや事故を起こしやすい季節です。

寒くなると起こりやすいトラブルや事故と対策に注意しましょう

寒くなるこれからの季節におこりやすいトラブルは以下のようなものがあります。
気になることがありましたら、すりえむのヘルパースタッフに相談してみてください。

低体温症
長時間寒い場所にいることで体温が低下し、熱の発生量より体温低下が上回ることで発症します。 身体の深部体温が35度を下回ると意識障害やけいれんなどがおき、さらに低体温が進行すると最悪、呼吸停止や心停止により死に至ります。基礎疾患のあるは重症化しやすいため注意が必要です。

予防するには「室温管理に気を配る」
低体温症は急激に発症することは少なく、多くの場合は緩やかに進行します。気が付けば意識障害を起こしていることも、、、
寒い時期に室温が低い状態をつくらないことが何よりの予防策です。

千葉市・市原市のヘルパーステーションすりえむからの寒さにご注意のご案内
市原市ヘルパーステーションすりえむ

■ 感染症
寒さが増してくると空気が乾燥し、飛沫感染や空気感染が感染経路とされるインフルエンザウイルスや新型コロナウイルスが空気中を飛散しやすくなります。それらが体内に入ることで感染し、発熱、咳、肺炎などを引き起こします。寒さが増すことで低体温になると免疫力が低下し、高齢者や基礎疾患のある方は感染症にかかりやすくなるだけでなく重症化し命にかかわる事態にもなるおそれがあります。

予防するには「手洗いうがいと湿度管理の徹底」
一般的な感染症予防として手洗い、うがいを行う、マスクを着用するといった対策が有効です。
また、ウイルスが空気中を飛散しにくくするためには湿度管理が重要です。室温の管理だけでなく、常に湿度が50~60%がある状態を保つとよいでしょう。

市原市ヘルパーステーションすりえむ
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ヒートショック
ヒートショックとは、寒い場所から暖かい場所へ移動することで急激に血圧の変化が起こり、心臓に負担がかかり脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすくなるものです。
特に寒い時期は居室、脱衣場、浴室の寒暖差が大きくなりがちで急激な温度変化が心臓に強い負担をかけやすいため、意識の消失、脳血管疾患、浴槽での溺水が多く発生します。
暖かい室内から寒いトイレへ移動しての排泄行為でもヒートショックが起こることがありますので注意が必要です。

予防するには「室内空間ごとの温度差を無くす」
部屋ごとの寒暖差を無くし、体への負担を避けることが非常に大切です。
居室をだけを温めるのではなく脱衣場やトイレにもヒーターなどを設置したり、入浴前の浴室の壁や床にお湯をかけ浴室全体を温めるなどして寒暖差を減らしましょう。

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冬季うつ
意外と思うかもしれませんが、冬場になると発症するうつ病、冬季うつというものがあります。
季節性情動障害と呼ばれるうつ病のタイプであり、冬の訪れから徐々に発症し、春先になると回復していくというサイクルが特徴です。
基本的な症状は気分の落ち込みや不安感などうつ病と変わりませんが、冬季うつ特有の症状として「炭水化物や甘いものばかり食べたい!」「いくら寝ても寝足りない・・・」などがあります。男性に比べ女性に多く発症する傾向の強い症状です。

予防するには「日光を浴び規則正しい生活を」
寒い季節になり日照時間が減り睡眠を司るホルモンであるメラトニンの分泌が低下するなどホルモンバランスの崩れが原因かと考えられていますが、まだはっきりとした原因は不明です。
冬季うつを予防するために推奨されている対策には ・疲れを溜めない ・バランスの良い食事を摂る ・日光を浴びる ことが有効とされています。

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寒い冬に体調を崩さないために、一緒にがんばりましょう!

くわしくは”すりえむ”のヘルパーに聞いてみてください。